「うちはまだDXなんて早いですよ」。中小企業の経営者と話していると、よく聞く言葉です。社員数もそれほど多くない。大きなシステムも使っていない。今のやり方でも、何とか仕事は回っている。だから、「もっと会社が大きくなってからでいい」と思ってしまう。でも実際には、そういう会社ほど、改善できる余地が残っていることがあります。

「困っていない」は、「ムダがない」とは限らない

例えば、毎週同じ数字をExcelへ入力している。見積書を作るたびに、過去のファイルを探してコピーしている。問い合わせ内容を見て、担当者が手作業で振り分けている。社長やベテラン社員に聞かないと分からない仕事がある。紙でもらった内容を、あとからパソコンへ入力している。一つひとつを見れば、大きな問題ではありません。仕事も止まっていない。だから、改善の優先順位はどうしても下がります。でも、10分、20分、30分。そんな小さな手間が、毎日積み重なっています。

DXは、大きな会社だけのものではない

DXという言葉から、大規模なシステム導入、AI、データ分析、数百万円の投資。そんなものを想像する方も多いと思います。でも、中小企業のDXは、もっと小さくていい。例えば、申込内容をフォームにする。入力された内容を自動で一覧化する。見積書の作成を半自動化する。毎月の集計を自動化する。問い合わせ内容をAIで整理する。こうした改善も、立派なDXです。重要なのは、「DXをすること」ではなく、「仕事を少しラクにすること」です。

小さい会社だからこそ、1時間の価値が大きい

社員が100人いる会社と、10人の会社では、1人の時間の重みが違います。中小企業では、一人が複数の仕事を抱えていることが多い。営業をしながら見積を作る。経理をしながら問い合わせにも対応する。社長自身が営業も採用も管理もしている。だからこそ、毎週1時間でも仕事を減らせれば、その効果は大きい。年間で考えると、かなりの時間になります。その時間を、お客様と話す。提案を考える。社員を育てる。新しい仕事を作る。そうした仕事へ戻すことができます。

「もっと大きくなってから」では遅いこともある

会社が大きくなってから仕組みを整えようとすると、逆に大変になることがあります。人が増える。仕事が増える。やり方が人によって違ってくる。Excelが何種類も増える。「あの人しか分からない」が増える。その状態から整理するより、会社がまだ小さいうちに、仕事の流れをシンプルにしておく。その方が、あとから伸びやすい会社になります。

DXは「会社が大きくなってから」ではなく、「面倒が見えたとき」

DXを始めるタイミングは、社員が何人になったら、売上がいくらになったら、ではありません。私たちは、「この仕事、毎回ちょっと面倒やな」と思ったときが、改善を考えるタイミングだと考えています。大きな投資をする必要はありません。まず一つ。小さく変える。効果を見る。そして次を考える。それで十分です。

「まだ早い」と
思っている
会社ほど、
一度現場を見てみる

「うちはDXなんてまだ早い」。そう思っている会社ほど、一度だけ現場の仕事を見直してみてください。DXという言葉は、いったん忘れても構いません。探すのは、毎回ちょっと面倒な仕事。何度も同じことをしている仕事。誰かに聞かないと進まない仕事。そこに、改善の入口があります。

今ある仕事を、昨日より少しラクにする。
そこから始まります。

「まだDXは早い」と感じている会社ほど、最初から大きなことをする必要はありません。まずは現場の中にある、小さな「面倒」を一つ見つける。HIRAKUでは、そこから一緒に整理し、必要であればmini DXとして小さく仕組みにしていきます。初回相談は30分無料です。

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